田舎の古民家再生などと聞いて、そりゃあ大変だ!と後ずさりしかねない話だが、田舎の古民家再生はそれほど難しいことではない。
まず、田舎へ出かけ、放置された古民家を探す。(最近、田舎をうろついていると、廃家間近い、放置された古民家が、かならず1~2軒見つかる。)
手ごろな古民家物件が見つかったら、近所の住人に古民家物件の所有者を聞いて回る。(怪しい感じで聞きまわっていると、そのうちお巡りさんがやって来る。)
もしも、お巡りさんと話す機会があったなら、目を付けた古民家物件の履歴でも聞いてみるのも重要だ。(くれぐれも、いつまでも怪しさを維持しないように。)
近所で聞いても、お巡りさんに聞いても、特に事件性が無いようであれば、いよいよ所有者へアプローチを開始する。
所有者へのアプローチは不動産屋さんへお願いするのが常道だが、どうせ暇だったら自分でやる方が手っ取り早いし、購入契約も相対で可能であれば、仲介手数料の節約になる。
ただし、相対での契約には失敗が付き物なので、慎重を期すのであれば、やはり不動産屋さんに依頼しよう。
ちょっと、先走ってしまったが、古民家物件の所有者が売る気があればの話である。
売る気の無い所有者もいるだろうし、たとえ売る気があっても、価格交渉で躓くことも多々ある。
古民家物件所有者とのもろもろの交渉事は、相対の方がうまくいく。
従って、古民家物件所有者との交渉は相対でやって、もろもろの複雑な売買契約は不動産屋さんへ仲介手数料を支払ってやってもらうことが最良かもしれない。
たとえその様な状況でも、不動産屋さんへは規定の仲介手数料を支払いましょう。
不動産屋さんは、仲介を依頼されれば、それなりに宅建業法や民法総則、都市計画法その他50余りの関連法規に関して、調査や聞き込みをして、古民家物件購入者のあなたへ、古民家物件所有者との売買契約締結前に、宅建主任者をして古民家物件の物件とその売買に関する重要事項説明をしなければいけない。
デタラメな重要事項の説明や、デタラメな契約行為の立会いが出来ないのが不動産屋さんであるので、それだけ不動産屋さんには思い責任が生じる。
まあ、そういう訳で、仲介手数料の値引きなどは考えないほうが、余計なエネルギーも使わないし、お互いにハッピーで縁起の良い取引が出来る。
なかなか、古民家再生の場面までたどり着かない今日このごろである。
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